真空中において、一辺の長さが30[cm]の正三角形の各頂点に2×10-8[C]の正の点電荷がある。この場合、各点電荷に働く力の大きさF[N]の値として、最も近いのは次のうちどれか。
ただし、真空中の誘電率をε0=1/(4π×9×109)[F/m]とする。
(1)6.92×10-5
(2)4.00×10-5
(3)3.46×10-5
(4)2.08×10-5
(5)1.20×10-5
(1)
正の点電荷は、互いに反発しあいます。
QbによってQaに作用する力の大きさFaは、
Fa=QaQb/(4πε0r2)
=(2×10-8×2×10-8)/(1/9×109×0.32)
=400×10-7
Qb=Qcなので、Fa=Fb
F=Fa cos30°+Fb cos30°
=Fa√3/2+Fb√3/2
=√3Fa
=6.92×10-5