a÷bをa/bのように表したものを分数といいます。
a/bという分数の場合、aを分子、bを分母といいます。
分数の分母と分子に公約数がある場合、分母と分子をその公約数で割ることにより、分数を変形することを約分といいます。
2/4
=(2÷2)/(4÷2)
=1/2
1/2はこれ以上約分することができません。これ以上約分することができない分数を既約分数といいます。
分母の異なる複数の分数を、同じ分母の分数に変形することを通分といいます。
通分は異なる分母の分数の和・差を求めるときに行います。
1/2 + 1/3
=3/6 + 2/6
=5/6
分数の加減法(足し算・引き算)は、
1.通分を行って、分母を等しくする
2.分母はそのままで、分子のみ足したり引いたりする
という順序で行います。
1/2 + 1/3
=3/6 + 2/6
=3+2 / 6
=5/6
分数の乗除(掛け算・割り算)は、分母同士・分子同士を掛けたり割ったりします。
1/2 × 2/3
=1×2 / 2×3
=2/6