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資格試験取得体験記
技術士2次試験(総合技術監理部門)筆記試験

論文に苦戦

平成24年技術士2次試験(総合技術監理部門)を受験しました。
選択科目は免除、必須科目のみの受験です。

試験会場は池袋の「東京電子専門学校」です。
9:45注意事項説明。
9:55すべての解答用紙(5枚)に答案に受験番号、技術部門「総合技術監理部門」、選択科目「電気電子-電気設備」、専門とする事項「建築電気設備、施設電気設備の設備計画、施工計画、運営」を記入します。以前、電気電子部門を受験したときもそうでしたが、「専門とする事項」が長くて書くのが大変です。「専門とする事項」はある程度受験者が自由に決めてよいので、もっと短い文言にすればよかったとちょっと後悔。

10:00必須科目択一式試験開始。

青本からの出題なので、事前に青本で勉強したことが出てきて、比較的簡単に解答できました。午前中の択一はスラスラできても、問題は午後の論文なので、油断はできません。

12:00午前中の試験終了。
午後の論文試験に恐れおののきながらの昼食。パンを2つ食べました。

13:00午後の試験開始。

新製品・新システムの開発や建設工事・地域開発計画の策定が進んでいる状況下において、社会環境の変化や顧客等からの要求の変化によって、プロジェクトの見直しが求められた場合の対応について、総合技術監理の視点から問いに答えよという問題。
しかも、プロジェクトの対象の分野は、

の何れか、環境・要求の変化事項は から1つ、 から1つと要求が細かいです。さらに

という問題が続きます。
何度も問題を読み返しますが、一体何を題材に論文を書けばよいかさっぱり思い浮かばず、何を書こうか悩むこと約1時間半・・・。
残りの約2時間で思いついたことを書きなぐりました。
結局、最後まで書ききれずに時間がなくなり・・・。

16:30試験終了。

またもや指が痛い・・・

右手の親指の関節が痛くて、もう字を書きたくないと悲鳴を上げています。この痛みは電気電子部門の2次試験の時を思い出しました。
解答に対する制約が細かく指定されていて、製品開発の仕事をしていないと解答できないような気がしました。しかも、最後まで書ききれなかったので、不合格確定だなと落ち込みました。

そして10月末の技術士2次試験筆記試験合格発表の日。
やっぱり不合格。
後日届いた合否通知によると
成績 B(40%以上60%未満)
とのこと。(Aの60%以上が合格です。)
論文が最後まで書ききれなかった割には、40%は得点がもらえたのは意外でした。
これは論文の問題がもう少し得意な分野であれば合格できるのでは・・・と淡い期待を胸に平成25年に再挑戦することにしました。

試験会場は昨年同様、池袋の「東京電子専門学校」です。
9:45注意事項説明。
9:55すべての解答用紙(5枚)に答案に受験番号、技術部門「総合技術監理部門」、選択科目「電気電子-電気設備」、専門とする事項「建築電気設備」を記入します。昨年は「専門とする事項」を「建築電気設備、施設電気設備の設備計画、施工計画、運営」としていましたが、長くて書くのが大変なので今回は思い切って短くして「建築電気設備」にしました。

10:00必須科目択一式試験開始。

昨年同様、青本からの出題で、スラスラと解答できました。総合技術監理部門は受験2年目のせいか、昨年よりさらに問題になれた感じです。

12:00午前中の試験終了。
今年の論文試験は大丈夫かと心配しながらパンを2つ食べました。

13:00午後の試験開始。

あなたが対象とする事業又はプロジェクトにおけるメンテナンスの課題及びその対応について、総合技術監理の視点から問いに答えよという問題。
メンテナンスは仕事柄得意分野なので、今年はいけるかも。

昨年とは違い、今年は書くべきことが次々に浮かんできました。論文の骨子を問題用紙の余白にまとめてから、解答用紙に記述し始めます。
できるだけ解答用紙に余白を残さないように文章を考えながら記述しました。

16:30試験終了。

今年はやりきった感がありました。
そして10月末の技術士2次試験筆記試験合格発表の日。

合格でした。
2年かかってやっと筆記試験に合格できたので、口頭試験は一発で突破したいところです。年明けの口頭試験に向かって、準備を始めようと思います。


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