図1
図1は、照明LをON・OFFする回路です。
図中の片切スイッチをONにすると照明Lが点灯します。
片切スイッチというのは、1回路の電路を開閉するスイッチです。スイッチは通常接地されていない相に入れ、安全上スイッチをOFFにしたときは非接地相が照明につながっていない状態にします。
片切スイッチに対して両切スイッチというのもあります。
図2
図2は、両切スイッチで照明LをON・OFFする回路です。
200V回路は非接地相の2線を使用するため、スイッチで2線ともOFFにしないと照明器具に電圧がかかってしまいますので、両切スイッチを使用します。
階段や廊下など、2ヶ所で1つの照明をON・OFFしたい場合、3路スイッチを使用します。
図3
図3は、3路スイッチを使用した照明回路です。3路@、3路Aのどちらを操作しても照明が点灯します。
長い廊下など、3ヶ所以上で照明を操作する場合は4路スイッチを使用します。
図4
図4は、4路スイッチを使用した照明回路です。3路@、3路A、4路のどれを操作しても照明が点灯します。