私の資格試験勉強方法を公開します。
これから資格試験を受験される皆さんのお役に立てれば幸いです。ちなみに社会人向けの方法です。
社会人には自由な時間が少ないです。既婚者や家族がいる方はさらにもっと少ないです。
しかし、電気主任技術者(電験)やエネルギー管理士を取るにはある程度継続的な勉強が必要になってきます。
人によって朝型とか夜型とか、集中しやすい時間が異なっています。
朝型であれば、いつもより1時間早く起きて、いつもより空いている電車で会社に行き、会社で始業まで勉強するという方法もあります。
近年、朝の活用がビジネスパーソンの間で注目されています。朝が苦手だという方も、満員電車から解放される気分を味わう意味でも朝型はオススメです。
基本的に机に向かう時間は計算問題をこなします。机に向かって勉強できる時間は貴重です。この時間を使って計算問題のみを反復練習しましょう。
通勤に往復2時間掛けている人がもっとも多いそうです。通勤電車では文章問題を読んだり、単語カードに目を通しましょう。
まずは問題集を買いましょう。問題集は過去問題集で、解説が充実したものを1つ選び買います。何種類も買うと、 勉強の進捗管理がしにくく、効率が悪くなります。
計算用紙を入手します。チラシの裏やミスコピー紙の裏等を活用します。
計算問題では解答や解説を読んでも理解できない問題に出くわすことがあります。その場合はあっさり切り捨て問題に?マークでもつけておいて、次の問題に進みましょう。やがて問題集1冊が解き終わり2周目に入って再び理解できなかった問題をやってみると意外と解ける場合があります。
最低でも平日毎日1時間は机に向かい、計算問題を解きます。土日は休むとか、時間を減らすなど自分でルールを決めます。平日毎日勉強するというのは、かなり精神力が必要となります。しかし合格をめざし、合格通知が来たときのことを想像してがんばりましょう。
文章問題は黙読して覚えます。毎日1時間は読みましょう。
問題集を読むときは、マーキングが出来るようにペンを用意します。出来れば赤いシャーペンの芯があると書きなおせますので便利です。重要なところは新品の問題集でも躊躇なくマークします。また、暗記が必要なところは後で単語カードに転記するためポストイットを貼っておきます。
エネルギー管理士や、電気主任技術者など、電気関係の資格試験で必要なのは暗記です。
たとえば計算問題。わからないと思ったときは、大抵その問題を解くのに必要な公式を覚えていないときです。公式は暗記するしかありません。
そして文章問題。これも用語や名称、法律などを暗記するしかないのです。結局どれだけ暗記できたかが勝負になります。
暗記には、単語カードを利用しましょう。穴の開いたカードをリングでまとめてあるやつです。学生時代使っていたり、見たことがある方も多いと思います。
単語カードは、コンビニの事務用品コーナーや、100円ショップで入手できます。価格は100円〜300円くらいです。
公式の場合の例
表面に 「オームの法則」 と書き、
裏面に 「E=IR」 と書きます。
文章の場合の例
表面に
「タービンの緊急停止原因」
と書き、裏面に
「復水器真空度低下
低圧タービン排気室温度高
タービン振動大
タービン過速度 」
と書きます。
この単語カードも、1日1回は全部目を通しましょう。
1ヶ月も続ければ単語カード50枚分くらいの内容を暗記することも可能です。
以上のことをひたすら繰り返し繰り返し行います。過去5年分くらいの問題集であれば、計算問題は5回以上解き、文章問題は10回は読みましょう。毎日やるのは大変ですが、毎日1時間の積み重ねを1年も続けると、かなり効果があります。
管理人は毎朝5時に起きます。最寄り駅で7時半の電車に乗れば始業に間に合いますが、6時には家を出て、ガラガラの電車で、運がよければ座席に座って出勤します。片道45分程度の電車内で、単語カードを暗記し問題集を読んでいます。会社に着くとまずは缶コーヒーを飲んで一服。そして机で1時間計算問題を解きます。そして帰りの電車でも単語カードを暗記し問題集を読んでいます。
たまに寝坊してしまうこともあります。そんな日は仕事が終わった後に会社で机に向かいます。
毎日勉強を続けてしばらく経つとやがて習慣化され、勉強をサボるのに罪悪感や恐怖感すら味わってしまうこともあります。とはいえ、疲れたなーと思ったら明るくサボる日があった方が、結果的に長続きするのかもしれません。