次の文章は、一般電気事業者及び卸電気事業者以外の者が設置する発電設備を一般電気事業者の高圧配電線(以下「配電線」という)に連系する場合の、連系技術に関する記述である。文中の( )に当てはまる語句又は数値を解答群の中から選び、その記号をマークシートに記入しなさい。
a.連系されている配電線の上位系統に事故等が発生し、当該配電線の電源が喪失した場合には、事故復旧の遅れの防止などのため、発電設備が配電線と接続した状態で( 1 )にならないようにこれを解列しなければならない。
b.発電設備の連系により配電線の短絡容量が他の者が設置する遮断器の遮断容量を上回るおそれがあるときは、発電設備の設置者において( 2 )を制限する装置を設置する。
c.発電設備からの逆潮流により低圧需要家の電圧が適正値(101V±( 3 )[V],202±20[V])を逸脱するおそれがあるときは、発電設備の設置者において自動的に( 4 )する対策を行う。
d.誘導発電機又は他励式の逆変換装置を用いる場合であって、並列時の瞬時電圧低下により配電線の電圧が適正値を逸脱するおそれがあるときは、発電設備の設置者において( 5 )などを設置する。
<解答群>
イ 6 ロ 過速度運転 ハ 8 ニ 過負荷運転
ホ 限流リアクトル ヘ 短絡電流 ト 電圧を調整 チ 10
リ 負荷を解列 ヌ 直列コンデンサ ル 負荷電流 ヲ 分路リアクトル
ワ 地絡電流 カ 負荷を制限 ヨ 単独運転
(1)ヨ (2)ヘ (3)イ (4)ト (5)ホ