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資格試験取得体験記
建築設備士第1次試験

建築基準法に慣れる

平成23年に建築設備士第1次試験を受けました。
10年以上前から目標としていた念願の電験1種と技術士(電気電子部門)に合格し、次は技術士(総合技術監理)を受けようと思っていましたが、建築基準法が関係する仕事が増えてきて、自分に建築基準法の知識が足りていないことを痛感。1級建築士は難しいのでとりあえず建築設備士に挑戦することにしました。
電気主任技術者の免状を持っているので、実務経験が2年あれば受験資格があります。
建築設備士試験は第1次と第2次からなり、第1次は学科、第2次は設計製図です。

まずは1次試験の勉強をスタート。
1次試験は、建築一般知識、建築法規、建築設備の3科目。過去問題の攻略のため、
建築設備士試験問題と解説
を購入。A5サイズで、持ち歩きに便利です。

建築一般知識と建築設備の科目は、建築設備士試験問題と解説を通勤電車で読み込み、知らないキーワードをインターネットで検索をしました。初めて知ったことが多々あり、仕事に関係する知識ばかりだったので、わりと楽しく勉強できました。
しかし、建築設備士試験問題と解説は5枝択一の正答のみを解説していることが多く、アレンジ問題に対応できないと感じました。そこで追加で
建築設備士学科問題解説集
を購入。建築設備士学科問題解説集は全枝解説があり、図解が多いので分かりやすいのですが、B5サイズで約830ページというボリュームで、持ち歩きに難ありです。一問につき見開き1ページで問題文、解答、解説を記載しているため、余白が多すぎる感があります。もうちょっとコンパクトに製本したら完璧なのですが。
仕方なく、建築設備士試験問題と解説を持ち歩いて通勤電車で読み、解説が不足していて理解できない問題に付箋を貼って、それを建築設備士学科問題解説集で調べて、必要に応じて建築設備士試験問題と解説に書き写すということを繰り返しました。日頃から建築、電気、空調、衛生に広く携わっている方なら建築設備士試験問題と解説で十分です。
建築法規の科目は法令集持ち込み可という、今まで経験のない試験パターン。しかも、インデックスや付箋を付けたり、マーキングもOK。関係する法規が記載されているページや法規名称なら書き込みも認められています。
法令集は
建築設備関係法令集
を購入。早引きのためのインデックスも付いていて便利です。
建築基準法だけではなく、消防法や省エネ法、電気事業法にいたるまで、関係法令が網羅されています。法令集は過去問題を実際に引いて、マーキングしました。
出題傾向をつかむため、去年の過去問題出題箇所は赤、2年前はオレンジ、3年前は黄色と、過去問題5年分を5色にわけてマーキング。カラフルになったページは頻繁に出題されているということになり、よく読み込みました。マーキングには、こすれば消すことができる
フリクションライト
という蛍光ペンを使用。マーキングをミスしたら消せるので躊躇せずにマーキングできます。でも、擦って消すと印刷されている文字のインクも若干引っ張ってしまいますので注意が必要です。
法規で注意するのは法律特有の「ただし」や「〜を除く」の部分です。ここは赤ペンで囲んで目立たせました。

試験の時間割は下記の通りです。
9:45〜10:00(15分) 注意事項等説明
10:00〜13:00(3時間) 建築一般知識、建築法規
13:00〜14:00(1時間) 休  憩
14:00〜14:10(10分) 注意事項等説明
14:10〜17:10(3時間) 建築設備

法令集を持ち込める

建築一般知識と建築設備は、事前に問題集で勉強した内容や、普段仕事で携わっている内容が多く出たため比較的簡単に解答できました。
建築設備士試験問題と解説
建築法規は、建築設備関係法令集の持ち込みが認められています。
建築設備関係法令集
よって、法令集をどれだけ使いこなせるかが勝負です。事前にマーキングしていた部分からの出題がほとんどで難なく解答できました。

結果は合格。
第1次試験に合格したら、第2次試験の設計製図の準備をしなければいけません。


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